インフォメーション
「光三次元形状計測の新展開」をテーマにした『第61回光波センシング技術研究会講演会』が 6月12日(火)~13日(水) 開催されます。当協会は『第61回LST講演会』を協賛しています。
2018年1月23日
本研究会は1988年に応用物理学会の研究会として発足し、光波センシングの基礎、応用、実用化を軸に、光技術の発展のため活躍して参りました。第61回研究会では光三次元形状計測技術をテーマに取り上げます。
光による三次元計測は、光学部品や金型の精密形状計測、製品の形状検査、地形の計測など幅広い分野で応用されています。最近では、家庭用ゲーム機や自動車の運転支援など身近な生活でも欠かせないものとなっています。光は精密な物差しで、光の波長のナノメートルから天文分野の光年まで広いレンジの距離計測が可能です。距離計測を二次元で行うと三次元形状が得られます。また、光の直進性から三角測量の原理による三次元形状計測も行われています。現在も三次元計測の高精度、高速化、広レンジ化などの研究開発が進められており、新たな応用も広がってきています。そこで第61回研究会では三次元形状計測技術に焦点を当て、研究開発や応用事例などの多様な招待講演を企画しております。
一般講演論文は、上記のテーマに関連する話題に限らず、光技術の広い分野から27件のオリジナル論文が発表されます。
光波センシングの技術に関わられる皆様、応用技術に従事されている皆様、技術の活用に関心をお持ちの皆様方の参加を得て活発な議論を展開したいと思いますので、ご参加をお待ち申し上げます。
日 時:2018年6月12日(火)~13日(水)
会 場:東京理科大学 神楽坂キャンパス 森戸記念館