コラム
事務局だより<No.14> 『2019年度RAIMS活動報告会-土木構造物のためのモニタリングシステム活用に向けたガイドラインの提案-』に参加して
2019年5月25日
RAIMS(モニタリングシステム技術研究組合)の5ヵ年活動の集大成「土木構造物のためのモニタリングシステム活用ガイドライン(案)」を中心とした活動報告会が行われました。会場である東京証券会館8階ホールは満席で大変盛況な報告会でした。
本ガイドラインは、多様なモニタリング技術をインフラ構造物の維持管理業務に適用する場合の指針として、地方公共団体をはじめとする管理者の方に活用していただくことを目指したものです。
光ファイバセンサに関する内容としては、RC床版のモニタリングにおける ①光ファイバによるひび割れのモニタリング②光ファイバによるプレキャスト床版の接合部のモニタリング などが、詳細(モニタリングの手順-計画-光ファイバ設置-機器箱設置-導通確認-機器設置-調整-計測および監視(計測・評価)-費用の目安)に紹介されています。
RAIMSでは、今後、これまでの成果のレベルアップ(モニタリングシステムの実装)のための研究と社会実装を目指した導入促進を中心に活動をすすめるとしています。
なお、報告会の配付資料およびガイドライン(案)【床版モニタリング編】は、RAIMSホームページよりダウンロード可能です。
RAIMS(モニタリングシステム技術研究組合)のホームページは こちら
(事務局長)